
クラウドコンピューティングに関して勉強する機会があったので、せっかくなので内容をまとめてアップします。
SEなら知っておきたいクラウドコンピューティング用語集100個(前編)
1.Active Directory
アクティブディレクトリ。ユーザーアカウントやパスワード、PCの設定などをWindowsサーバーで一括設定・管理できる機能。セキュリティ管理や資産管理、PCの自動設定に主に使われる。
アクティブディレクトリをクラウドコンピューティングに利用できると、スマートフォンやタブレットPCを外部利用する際も、既存のディレクトリサービスをそのまま使用することで、セキュリティ設定などのユーザー管理が可能になる。また、移動プロファイルを利用することで、ログオンしているユーザーのデスクトップやマイドキュメントのデータを自動的にサーバーにバックアップコピーできる。
参考:クラウド時代のActive Directory − 概要編|Windowsネットワークの小技ブログ by すごい改善|IT管理者に代わって企業のPCに関する悩みを解決します
2.Application
アプリケーション。コンピュータの利用者が、コンピュータ上で実行したい作業を実施する機能を直接的に有するソフトウェア。
3.Application hosting
アプリケーションホスティング。従来のオンプレミス型システムでは、業務用アプリケーションを実行するインフラストラクチャを自前で構築・運用していた。そこでインフラストラクチャの管理をアウトソースし、アプリケーションをホスティングすることで、運用コストの削減が可能になる。
参考:アプリケーションホスティング (Application Hosting)
4.Audit
監査。クラウド導入においては、SLAが明確かどうか、セキュリティ対策はされているか、クラウド事業者のサービスが変更・停止された際の代替手段があるかどうかなどが監査上のポイントとなる。
参考:クラウドサービスの利用に係るリスクとIT内部監査(後編)|新日本有限責任監査法人
5.Authentication
認証。ネットワークやサーバーへ接続する際に本人性をチェックし、正規の利用者であることを確認する方法。IDとパスワードを組み合わせることが一般的。社内システムとクラウドサービスを併用する際に、別々のユーザーアカウントを利用してしまうと、アカウント管理者に二重管理の負担を強いることになる。シングルサインオンを実現することが望ましい。
参考:クラウド・コンピューティングとアイデンティティ管理の概要 - @IT
6.Availability
可用性。コンピュータシステムが利用者からみてどの程度使えるかを示す。全使用可能時間から何らかの事由で使用不能となった時間を差し引いた値を、前使用時間で割算して表す。
参考:可用性の英語・英訳 – 英和辞典・和英辞典 Weblio辞書
7.Back-up
バックアップ。データやシステムのコピーを作成し、問対が起きたときに復旧できるように備えること。従来はバックアップシステムもオンプレミスで構築することが前提だったが、最近ではクラウドの利用も検討されている。
参考:クラウドでのバックアップを考える – ZDNet Japan
8.Back-up service
バックアップサービス。クラウドサービスベンダーが提供するバックアップソフトウェアをオンプレミスのシステムに導入する。バックアップデータの管理やスケジュールなどがクラウドサービスベンダーによって管理される。
参考:クラウドでのバックアップを考える – ZDNet Japan
9.Bandwidth
帯域幅。通信に用いる周波数の範囲のこと。データ通信は搬送に用いる電波や電機・光信号の周波数の範囲が広ければ広いほど転送速度が向上する。「通信速度」という意味で用いられることも多い。
参考:帯域幅とは【bandwidth】(バンド幅) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
10.Bits per second(bps)
bps。通信回線などのデータ転送速度の単位。1bpsは1秒間に1ビットのデータを転送できることを表す。
参考:bpsとは【Bits Per Second】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
11.Blog
ブログ。World Wide Web上のウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加え記録しているウェブサイトの一種のこと。「WebをLogする」という意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、それが略されてBlog(ブログ)と呼ばれるようになった。
12.Business logic
ビジネスロジック。業務ソフトウェアの中で、具体的な業務で扱う実体(商品、顧客、在庫など)を表現し、また、それらの関係や処理の方法、業務の流れなどをプログラムコードとして実装した部分。アプリケーション固有の処理やルールを記述したもの。
参考:ビジネスロジックとは【business logic】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
13.Bytes per second(Bps)
Bps。1秒間に転送できるバイト数を表す。
14.Client
クライアント。コンピュータネットワークにおいて、サーバーコンピュータの提供する機能やデータを利用するコンピュータのこと。また、サーバーソフトウェアの提供する機能やデータを利用するソフトウェアのこと。
参考:クライアントとは【client】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
15.Client-Server
クライアント・サーバー。クライアントとサーバーを分離する、コンピュータネットワークのソフトウェアモデルのこと。特定の役割を集中的に担当するコンピュータ(サーバー)と、利用者の操作するコンピュータ(クライアント)にわかれる。
16.Cloud computing
クラウドコンピューティング。ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態のこと。従来のコンピュータ利用ではユーザーがハードウェア、ソフトウェア、データなどを自分自身で保有・管理していたが、クラウドコンピューティングではインターネットの向こう側からサービスを受ける。
17.Common carrier
コモンキャリア。自前の通信設備を所有している通信事業者のこと。単に「キャリア」ともいう。日本ではNTT、KDDIなどがあたる。
参考:コモンキャリアとは【common carrier】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
18.Common Internet File System(CIFS)
共通インターネット・ファイル・システム。Windowsのファイル共有サービスで利用されているプロトコルの「SMB」を拡張し、Windows以外のOSやアプリケーションソフトでも利用出来るようにしたもの。
参考:CIFSとは【Common Internet File System】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
19.Communication-as-a-service(CaaS)
CaaS。クラウドベースのコミュニケーションツールのこと。CaaSを利用することで、通信システムへの資本投資や運用経費を削減することができる。コンタクトセンターや企業が必要とするコミュニケーションツールをクラウド環境で柔軟に使うことができる。
参考:インタラクティブ・インテリジェンス、Communication-as-a-Service(CaaS)日本語版を提供開始 – クラウド Watch
20.Confidentiality
機密性。データの特性であり、そのデータが認可されていない個人、プロセス、エンティティに利用可能とならない程度を表す。アクセスを許可されたものだけが情報にアクセスできるようにする。
参考:機密性の英語・英訳 – 英和辞典・和英辞典 Weblio辞書
21.Customer Relation Management tool
顧客関係管理ツール。情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築く手法のこと。顧客データベースを元に、商品の売買から保守サービス、問い合わせやクレームへの対応など、個々の顧客とのすべてのやり取りを一貫して管理する。
参考:CRMとは【Customer Relationship Management】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
22.Data center
データセンター。顧客のサーバーを預かり、インターネットへの接続回線や保守・運用サービスを提供する施設のこと。IDCとも呼ばれる。サーバーを預かる回線や保守を提供するサービスを「ハウジングサービス」、自らが用意したサーバーを顧客に貸し出すサービスを「ホスティングサービス」と呼ぶ。
参考:データセンターとは【data center】(IDC) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
23.Database
データベース。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理し、検索・抽出などの再利用をできるようにしたもの。
24.Distributed Denial of Service(DDOS)
分散型サービス拒否。複数のネットワークに分散する大量のコンピュータ(踏み台)が一斉に特定のサーバーへパケットを送出し、通信路をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃のこと。DDosによる妨害アクセスは通常のアクセスと見分けることが難しい。近年はクラウド型のWebアプリケーションファイアウォールを提供し、攻撃を阻止するサービスもある。
参考:DDoSとは【Distributed Denial of Service】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
25.Denial-of-service attack
DoS攻撃。サーバーなどのネットワークを構成する機器に対して攻撃を行い、サービスの提供を不能な状態にすること。ネット上のトラフィックを増大させ、通信を処理している回線やサーバーの処理能力を占有することで、システムをダウンさせたり、機器そのものを破壊したりする。
26.Digital identity
デジタルID。アイデンティティに関するデジタル技術の観点を意味する。また、何らかの主体の識別のためのデジタルな表現を指す。識別対象としては、周辺機器やコンピュータ、デジタルなリソース(ファイルなど)など。
27.Distributed Management Task Force(DMTF)
DMTF。企業やインターネットにおけるIT環境のシステム管理のための標準を策定・保守する標準化団体のこと。DMTFが策定した標準は、プラットフォームに依存しない中立的なシステム管理の基盤となっており、各種IT機器間のシステム管理面での相互運用を実現している。
参考:Distributed Management Task Force – Wikipedia
28.Drop box
ドロップボックス。オンラインストレージとローカルにある複数のコンピュータとの間でデータの共有や同期を可能とするオンラインストレージサービスのこと。
29.E-commerce
電子商取引。インターネットや特定顧客用の専用線などのコンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを分配したり売買したりすることを言う。Web-EDIと呼ばれる企業間の電子商取引方法が、十分な規格化・標準化が行われずに普及しているが、クラウドではシステムの差異を吸収しやすいため、この問題を改善できる可能性を期待されている。
参考:『クラウド環境における電子商取引の標準化と変化』科学技術政策研究所 : ゲッ得「公開情報」-BtoB、IT、マーケティング- – livedoor Blog(ブログ)
30.E-mail
eメール。インターネット上の電子メールシステムのこと。クラウド型のメールサービスを利用することで、導入コスト・運用コストの削減、迅速な利用開始、メールセキュリティに精通した専門スタッフによる対応、常に最新の機能を利用出来る、モバイル端末からも利用できるといったメリットがある。
参考:企業向けクラウド型メールサービス選び6つのポイント | ビジネスネットワーク.jp
31.Extensible Markup Language(XML)
XML。個別の目的に応じたマークアップ言語群を創るために汎用的に使うことができる仕様のこと。マークアップ言語とは、コンピュータ言語の一種で、文章の論理的な構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)に関する指定を、文章とともにテキストファイルに記述するための言語である。XMLを使うことで、使用者は自分たち自身で複数のタグを定義することができる。XMLの最も重要な目的は、異なる情報システムの間で、特にインターネットを介して、構造化された文書や構造化されたデータの共有を、容易にすることである。
参考:Extensible Markup Language – Wikipedia
32.Extensible Messaging and Presence Protocol(XMPP)
XMPP。インスタントメッセンジャーがメッセージの交換やログイン状況の通知などに使う、XMLベースのプロトコルのこと。2004年1月にIETFによって標準案に認定されている。もともとはJabber社が開発したIMソフト「Jabber」で使われていたプロトコルを改良したもので、セキュリティ機能や国際化機能が追加されている。
参考:XMPPとは【eXtensible Messaging and Presence Protocol】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
33.Extranet
エクストラネット。複数の企業間でイントラネットを相互接続したネットワークのこと。インターネットや専用の通信回線を用いて接続される。電子商取引や電子データ交換をネットワークを通じてリアルタイムに行うことで、取引の効率化をはかる。
参考文献:エクストラネットとは【extranet】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
34.Failover
フェイルオーバー。サーバーに障害が発生したときに、代替サーバーが処理やデータを引き継ぐ機能のこと。平時には二つ以上のサーバーが、相互に状態を監視しながらデータの同期をとって動作する。
参考文献:フェイルオーバーとは【failover】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
35.Frame relay network
フレームリレー。パケット通信方式の一つで、データをパケットと呼ばれる小さな単位に分割して送受信する。光ファイバなどの伝送手段の信頼性が向上したため、従来パケット通信に使われていたX.25という規格の誤り訂正手順を簡略化し、高速化を図ったもの。フレームリレーを利用した1.5Mbps以上のデータ通信サービスが各社により提供されている。
参考:フレームリレーとは【frame relay】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
36.Green IT
グリーンIT。地球環境に配慮したIT製品やIT基盤のこと。あるいは環境保護や資源の有効活用につながるIT利用をいう。必要なときに必要なだけITサービスを利用できるクラウドコンピューティングでは、無駄なIT機器を持たない、使わない点で、環境面でも有効な施策となる。
参考:クラウドを使えばCO2の9割削減も夢じゃない? - @IT
37.Guest operating system
ゲストOS。コンピュータ上に別のコンピュータ環境を用意する「仮想マシン」環境で、仮想マシン上で動作するOSのこと。仮想マシン環境とゲストOSはホストOS上で動作するプログラムという形になるため、ホストOSが常に起動している必要がある。
参考:ゲストOSとは【guest OS】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
38.Hybrid cloud
ハイブリッドクラウド。パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたクラウドのこと。2種類のクラウドとオンプレミスを特性に応じて使い分け、メリットを最大限に引き出す。
参考:ハイブリッド・クラウド:ビジネス用語辞典 | Wisdom
39.Hyper Text Markup Language(HTML)
HTML。Webページを記述するためのマークアップ言語のこと。文書の論理構造や表示の仕方などを記述することができる。
参考文献:HTMLとは【HyperText Markup Language】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
40.Hypervisor
ハイパーバイザー。コンピュータを仮想化し、複数の異なるOSを並列に実行できるようにするソフトウェアのこと。XenやVMware、Hyper-Vなどが含まれる。
参考:ハイパーバイザーとは【hypervisor】(VMM) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
41.Identity management
ID管理。情報システムやネットワークにおいて、利用者のアイデンティティ情報(ユーザーID、ユーザー権限、ユーザープロファイル)の設定を継続的に追加・変更・削除すること。またはそのための技術の総称。特定の利用者のみにITサービスを提供したり、利用者ごとにサービス内容を変更したりするために必要となる。
参考:アイデンティティ管理 - @IT情報マネジメント用語事典
42.Identity-as-a-Service(IDaaS)
IDaaS。クラウドで提供されるID管理サービスのこと。認証機能やアイデンティティ管理機を自前で用意する必要がなくなる。また、アイデンティティ情報を自前で管理する必要がなくなる。複数のサービスで横断的に利用できる認証基盤となり、シングルサインオンに対応できる。
43.Infrastructure-as-a-Service(IAS,IaaS)
IaaS。情報システムの稼働に必要な機材や回線などの基盤(インフラ)を、インターネット上のサービスとして遠隔から利用出来るようにしたもの。インフラを自前で用意するのに比べ、システムの利用規模に応じて柔軟な処理性能を享受することができる。
参考:IaaSとは【Infrastructure as a Service】(HaaS) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
44.Instant Messaging and Presence Service(IMPS)
IMPS。Ericsson、Motorola、Nokiaが中心となって推進するプロジェクト「Wireless Village」が策定したモバイル向けのインスタントメッセージングとプレゼンスサービスの共通仕様のこと。キャリアや端末、アプリケーション、ネットワークを問わずに、あらゆる端末でインスタントメッセージングの相互性の実現を目指している。
参考:IMPS (Instant Message and Presence Service) 調査報告書
45.Institute for Electrical and Electronics Engineers(IEEE)
IEEE。アメリカ合衆国に本部を持つ、電機・電子技術の学会のこと。主な活動として標準化活動を行なっている。
46.Integrity
完全性。情報や情報の処理方法が正確かつ完全である(改ざんされていない)ことを保護すること。デジタル署名などがあげられる。
参考:機密性・完全性・可用性:GLOBAL TECHNO マネジメントシステム用語集
47.International Standards Organization(ISO)
国際標準化機構。またはISO。主要な産業分野の標準化を、技術委員会のもとで行なう。
48.Internet Protocol Security (IPSec)
インターネット・プロトコル・セキュリティ。暗号化技術を用いて、IPパケット単位でデータの改ざん防止や秘匿機能を提供するプロトコルのこと。暗号化をサポートしていないトランスポート層やアプリケーションを用いても、通信路の途中で通信内容を覗き見られたり改ざんされたりすることを防止できる。
49.Interoperability
相互運用性。複数の異なるものを接続したり組み合わせたりしたときに、きちんと全体として動作すること。データベースを接続した時にデータのやり取りや組み合わせがうまくできるか、ネットワークを接続した時に相互に通信が可能かどうか、など。
参考:インターオペラビリティとは【interoperability】(相互運用性) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
50.Intranet
イントラネット。通信プロトコルを初めとするインターネット標準の技術を用いて構築された企業内ネットワークのこと。
参考:イントラネットとは【intranet】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
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