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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2009/05/14 – 05:56 

『あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール』

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あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)
あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス) 松橋 良紀

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松橋良紀さんの『あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール』を読みました。

会話がうまくいかない理由は、実は話を聞くのが下手な場合がほとんどです。話すことにばかりに気をとられて、聞くことの大事さに気づいていないのです。

口下手でどうも会話が苦手、という人は結構います。
しかし会話が苦手なのはむしろ、相手の話を聞く技術が不足しているからかもしれません。
営業志望の同期の中にも「話すのが苦手だから営業としてやっていけるか不安だ…」という人がいました。
しかし、むしろヒアリングを通じてお客さまの抱えている問題を聞きだしたり、現状を聞き出すことでニーズを掘り起こしたりといったことが求められる営業には、上手に話すスキルよりも上手に相手の話を聞きだす技術のほうがはるかに重要ではないかと思います。
コンサルタントにも同じことがいえますね。
聞く技術についてはそれなりに意識して取り組んでいたつもりでしたが、本書を読んで自分の至らなさを痛感してしまいました。
営業職、コンサルタントの方には非常にオススメしたい一冊です。


――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 相手に意識を向ける
――――――――――――――――――――――――――――――――――

自分との比較や評価に意識が向いていたり、自分の過去の経験などに意識が向いていると、相手の話を聞いていることにはなりません。このように意識が自分に向いていると、相手に対して「私は人ごみは嫌いなんで…」と興味がないとばかりに別の話をし始めたり、「私が去年行った時は…」と自分のことを話し始めたりしがちです。

これはよくやってしまいますねぇ…。
相手の話を聞いていたはずがついつい自分の話を始めてしまいます。

相手に意識を向けるというのは、相手の環境、相手の状態、相手の気持ちなどに意識を向けていくことです。相手に関心を向けて聞いていると、話の腰を折って自分の話を始めたりすることはなくなります。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 相手の話を取らないで聞く
――――――――――――――――――――――――――――――――――

何か意見を言わないと気がすまないのと、問題解決してあげないといけないというのは、自分の有能さを見せたい衝動が裏にあります。

自分をかっこよく見せたいナルシストタイプの私にグサッと突き刺さりました。
じっくり相手の話を聞いてあげる余裕が必要ですね。
「自分の考えをとにかく言いたい」という欲求を優先した聞き方
1.相手の話す内容を整理してまとめてあげる。
2.聞かれていないことを延々とアドバイスしてしまう。
3.相手も話しやすくなるだろうと思い、自分の体験談を話す。
4.相談されたからには問題解決してあげないと、相談された甲斐がない。
5.「俺なんかもっと大変だよ」と言って、相手の悩みはちっぽけだと教えてあげる。
これを参考に、気をつけてみようと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 沈黙する4つの意味
――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.自分の考えをまとめるために少し待ってほしいと望んでいる
2.迷っていたり悩みを抱えている人は、それをどのように伝えるのかを考えている
3.大事な話しをする前は沈黙する
4.決定的なことを言う前は沈黙する
相手が黙ってしまうと沈黙の空気に耐えられなくなり、つい自分が話し始めてしまうということって、ありますよね。
でもそういう時は、実は沈黙の裏に相手のメッセージがあるのですね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 理想の聞き上手に近づく方法
――――――――――――――――――――――――――――――――――

あの人のようになりたいと思ったら、最初はその人が使っている言葉をまねる。次に話し方のトーンや、テンポ、間をまねる。そうするうちに「聞く」という能力が磨かれていきます。最初はうまい話し手や、聴き手の観察をすることをお勧めします。

これは上手な人の話し方を学べると同時に聞く技術も養える、お得な訓練方法ですね。
スピーチの達人をお手本にするとよさそうです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 思い込みを打破する方法
――――――――――――――――――――――――――――――――――

【思い込みの一般化】
「それは無理ですよ。できません」
「そこまで詳しく話すことはできません」

無理とかできないと言われると、この人に話してもムダだなとあきらめてしまいがちですよね。
あとは「~すべきだ」という思い込みも厄介です。
話し相手がそういう態度に出たときはどうすればいいのでしょうか。

「具体的にどんな課題があるのでしょうか?」
(中略)
「もしあえてやったとしたらどうなりますか?」
「無理というのはどんな課題があるのでしょう?あえてやったらどうなりますか?」
「もしお話ししていただいたらどうなりますか?」
「もし従わなかったらどうなりますか?」
「あえて手間をかけたらどうなりますか?」

こう質問してみることで、相手を思い込みの枠から一歩引き出してあげるとよさそうです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● プライベートを聞き出す
――――――――――――――――――――――――――――――――――
先日、未婚の男性に「お子様は○○ですか?」と質問してしまいました…。
もうちょっとデリカシーが必要ですね。
プライベートについて聞くときは、直接聞くのではなく間接的に、遠まわしな質問をして絞っていくのがいいようです。
例えば、「休日はどんな過ごし方をされているんですか?」という具合ですね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

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Posted on 2009/05/14 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル. Bookmark the permalink.
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takukawamura 河村 拓 / Taku Kawamura
1985年9月6日
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