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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2008/07/14 – 09:35 

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』

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マーカス・バッキンガムさんとドナルド・O・クリフトンさんの共著、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」を読んだ。
マーカス・バッキンガムさんと言えば、以前読んだ、
「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」(http://d.hatena.ne.jp/lemoned-icecream/20080516/1210940421)
「最高の成果を生み出す6つのステップ」(http://d.hatena.ne.jp/lemoned-icecream/20080630/1214817597)
の著者だが、本書は上記2冊より前に書かれたものである。
本書についているIDでストレングス・ファインダーというウェブページにアクセスするとテストが受けられ、自分が生来持っている資質のうち、最も強く持っている5つを知ることができる。
私の結果は、以下のとおりだった(詳細は簡略化)。
1.最上志向
 ・平均ではなく、優秀であることが自分の基準
 ・平均以下の能力を平均以上に伸ばすことに意味を見出さず、平均以上の何かを最高のものに高めることに胸躍る
 ・自分自身もそうだが、他人についても、その人の強みに魅了される
 ・強みを評価してくれる人を好み、逆に自分を型にはめ、弱点を克服させようとする人を避ける
 ・もって生まれた天賦の才能を最大限利用したい
2.内省
 ・頭脳活動を好む
 ・方向は、問題解決やアイデアを考え出すなど様々
 ・一人でいるのを好む
3.個別化
 ・一人ひとりが持つユニークな個性に興味を引かれる
 ・人を一般化したり、類型化するのを拒む
 ・一人ひとりの最も良いところを引き出せる
 ・優秀なチームを作る秘訣は、各自が得意なことを充分にできるような強みに基づく配置であることを本能的に知っている
4.自我
 ・他人の目にとても重要な人間として映りたい
 ・聴いてほしい、目立ちたい、知られたい(特に強みを)
 ・信頼でき、プロフェッショナルであり、成功している人として尊敬されたい、またそういう人とつきあいたい
 ・独立心が強く、仕事を人生そのものにしたいと考えている
 ・強く求める目標、成果、地位であふれており、中途半端から優秀な状態へと自分を向上させ続ける
5.親密性
 ・既に知っている人との関係を深めようとする
 ・人間関係は、それが本物であるときのみ価値を感じる
まさに自分ってこんなんだよなぁと、ほぼ100%納得できる結果で、あまりの精度にびっくりした。
(ちなみに最上志向と個別化という資質があるあたりを見ると、この本を読もうと思ったわけが分かる)
まだ受けたことがない人は、本書を買って受けてみることを強くお勧めする。
さて、なぜ自分の資質を知ることが重要かというと、それらを生かした強みを身につければ、それが大きな成果へとつながるからだ。
人々に広く信じられている、

1 人はだれでもほとんどすべてのことにおいて、能力を発揮することができる。
2 だれにとっても最も成長の余地があるのは、その人の一番弱い分野である。

という認識は、実は間違いなのだ(根拠を知りたい方は本書を読めば、著者がギャラップ社での調査でどのようなデータを得たのかが分かる)。
ほんとうは、

1 人の才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものである。
2 成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人ひとりが一番の強みとして持っている分野である。

なのだ。
資質と言う天性の才能は、知識と技術を磨くことによって「強み」へと変わる。
逆に言うと、いくら知識と技術を磨いても、才能がなければ卓越することはできないのだ。
弱点を磨くことは失敗を回避することにはつながるかもしれないが、すぐれた成果を収めることにはつながらないのだ。
ただ注意したいのは、資質が何かで自分に適した職業が決まると言うわけではないということだ。
ある特定の職務に向いている特定の資質というのは確かにあるようだが、その特定の資質がないからといってその職務が自分に適していないというわけではないようだ。
なぜなら、職務を問わず、卓越した域に至る道は何本もあるからだ。

そうではなくて、それがどんな役割であれ、自分の主要な資質が常に活かせるような演じ方を考えれば、最高のパフォーマンスを演じることができるということだ。

自分の強みが活かせるようなロールプレイを心がけ、足りない部分はそれが得意な人に補ってもらう、そのような演じ方もあるということだ。
また、どんな資質であれ、それは磨かなければ決して強みにはならないことも覚えておきたい。
職務内容にイマイチ満足していない人や、これから就職する人などに特にお勧めします。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす 田口 俊樹

日本経済新聞出版社 2001-12-01
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Posted on 2008/07/14 by 河村 拓. This entry was posted in ワークスタイル. Bookmark the permalink.
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5 Comments

  • BJ
    2008/07/16 - 06:26 | Permalink

    はじめまして♪
    ビジネス書ランキングから参りました!
    HPのデザイン。
    Coolで素敵ですね!
    本書。面白そうですねぇ。
    自分がどのような結果になるか楽しみです。
    是非Checkしてみようと思います(^_-)
    http://blogs.yahoo.co.jp/bj_kokorono_karte

    返信
  • lemoned-icecream
    2008/07/17 - 06:27 | Permalink

    BJさん
    こちらこそはじめまして!
    HPデザインへのお褒めの言葉、ありがとうございます。
    本書は私のお気に入りです。
    HPを見て知りましたが、人事の方なんですね。
    例えば新卒採用で学生を見るときのヒントになるようなものも、
    あるかもしれません!
    そのときは是非私にも教えてください。
    また、BJさんのブログでもビジネス書を紹介されているんですね。
    BUMP OF CHICKENを聴いてたり、
    映画だとターミネーター2、マトリックス、レオンが好きだったりと、
    趣味も合いそうです。
    是非、お気に入りに登録させてください。
    コメントありがとうございました!

    返信
  • BJ
    2008/07/17 - 06:27 | Permalink

    お気に入りに入れて頂きありがとうございます!
    とても光栄です(^_^)
    こちらも登録させて頂きたいのですが、Yahoo Blogですと
    RSSしか登録できないようです・・・。
    不便です。Yahoo Blog・・・。
    まだBlog初心者ですが、どうぞ宜しくお願い致します(^_-)-☆

    返信
  • lemoned-icecream
    2008/07/17 - 06:27 | Permalink

    RSS…
    タイトル横についたみたいですけど、これでいいのだろうか…。
    すいません、素人なもので^^;

    返信
  • BJ
    2008/07/17 - 06:27 | Permalink

    わぁ~!
    ありがとうございます♪
    登録できました!
    お手数お掛けしました< (_ _)>

    返信
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    1985年9月6日
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    セミナー講師

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    ・IT企業における業務改革アセスメント(2013年)
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