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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2008/07/25 – 11:02 

『39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する』

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柴田励司さんの著書、「39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する」を読んだ。
本書は組織において、知力、気力、体力面でもっとも充実する40台のリーダーが求められている近頃の動向をにらみ、自らの成長のスピードを加速させ、39歳までにやるべきこと、身につけておくべき資質について語ったものである。
本書で上げられているリーダーの資質やスキルは納得させられるものが多く、自分が出来ている部分、逆にこれから身につけていかなければならない部分を見つける上で大変参考になる。
特にリーダーに必要な資質の6番目にあげられている、目先の利益や結果を得るために日和見な態度をとったりせず、また苦境にめげることもなく、自らのこだわりを強く追求する姿勢は、あこがれつつもまだまだ自分には足りないと感じる「強さ」だ。
しかし、この「こだわり」とは、身につけるものなのだろうか?
もっというと、リーダーになるために身につけるべき資質なのか、それともそれがあるからこそリーダーとなるのか。
私は後者だと思う。
つまり、「リーダーになるためにリーダーになる」のではなく、「リーダーは生まれながらにリーダーである」が、今の私の考えなのだ。
確かにリーダーに必要な資質やスキルはたくさんある。
しかし、結局のところ有能なリーダーと真のリーダーを分かつものが一つあるとすれば、それは実現したい未来のビジョンがあるかないかではないかと私は思う。
究極的にはビジョンがなくても会社は回すことができる。
現に、ただ掲げるだけで実質的にはビジョンがない企業は非常に多い。
だから、ビジョンがなくてもリーダーにはなれるし、会社を安定させればそれは「できる」リーダーということになる。
しかし、私があこがれるリーダーはこういうタイプではないし、人々があこがれてこの人についていきたいと思わせるリーダーでもないと思う。
私があこがれるリーダーは、いつも輝かしい未来をイメージしていて、それを実現せずにはいられない情熱を持つ人だ。
だから彼らは夢を現実に変えるべく、自然に人々を巻き込むリーダーとなる。
その活動は時に現実を変え、それがしばしば世の中をより良くする。
だからこそ彼らの仕事には価値があり、人々が称賛するのではないだろうか。
だから私は、リーダーになるのが目的のうちは、どんなにがんばって資質やスキルを身につけても「真のリーダー」にはなれないと思う。
輝かしい未来をイメージした人が、それを実現するためにリーダーシップを磨いて始めて「真のリーダー」が生まれるのではないかと思う。
やはりまずやるべきは、今見えている漠然とした「より良い未来のイメージ」を、本を読んだり、様々な人と出会ったり、世界を見て回ったりしながら、大きく膨らませていくことだなと思った。
リーダーの持つ資質やスキルについて学べ、かつ真のリーダーとは何かを考えるきっかけとなった、良書だった。
紹介してくれたBJさん、どうもありがとう!
以下、私用メモ
●正確に情報を収集し、短時間に本質を捉え、そして最適と思われる判断をする、この連続した行動の質の高いリーダーこそ、できるリーダー
●物事の最終地点を先に決め、そこから現状までを逆算して、ゴールに至るまでの生涯を取り除いて考えると、通常では考えられないような進め方で目的を達成できる(超演繹的思考)
●できるリーダーはめげない
●プレゼンテーションの場で「読ませるスライド」はNGであり、スライドはあくまでシンプルに、なおかつ一枚に一つのメッセージが原則(詳しい資料は後で配布)

39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する
39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する 柴田 励司

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始めてのTOEICに挑戦するべく、先月の6月27日から勉強をしている。
勉強を始めた段階では模擬試験を受けても800点くらいだった。
そこで目標を900点に定め、試験日を3ヵ月後とし、その期間内にギャップを埋めるには何が必要かをあぶりだして一日ごとの予定にエクセルで落とし込んだところ、かなり手ごたえが大きい。
勉強を始めてから1ヶ月くらいたったのでまた模擬テストを受けてみたのだが、
リスニング 90%
文法・語法 96%
長文 90%
と、確実に成果が出ていて、予定の3ヶ月を上回る速さで既に目標は達成できそうな水準になってきた。
ちなみに一日の勉強時間は1時間を越えていない。
現時点での自分の力量を知り
定めた目標とのギャップを見極め
それを定めた期限内に埋めるには何が必要かを分析して
一日ごとの計画に落とし込み
実行する
以前講演で聴いた渡邉美樹さんの夢のかなえ方を応用してやってみたのだが、この方法は自分に合っているし、非常に有効なことが判明した。
いろんな場面で使ってみようと思う。

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

『リーダーになる[増補改訂版]』
『サーバントリーダーシップ』
1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法
『リーダーになる人の たった1つの習慣』
『「真のリーダー」になる条件 初めて部下をもつ人へ』

Posted on 2008/07/25 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル. Bookmark the permalink.
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4 Comments

  • BJ
    2008/07/25 - 06:22 | Permalink

    早速読んでくれたのですね!
    >やはりまずやるべきは、今見えている漠然とした「より良い未来のイメージ」を、本を読んだり、様々な人と出会ったり、世界を見て回ったりしながら、大きく膨らませていくことだなと思った。
    確かに、まず必要なのはビジョンの確信と実行の継続性ですよね。
    この本を読むたびに39歳まで時間が無いことに焦ります(^^;
    リーダーについては、私個人としては、組織長云々では無く
    ビジョンの実現に向けて行動している個人だと考えています。
    >リーダーは生まれながらにリーダーである
    もちろん傑出したリーダーはそうなのだとは思いますが、
    出来れば、会社としてはリーダーを‘育成’したいところです。
    そんな発掘型リーダーが多い会社が強い会社なのでしょうね。
    私などはまだまだ他を巻き込む影響力に乏しいので
    来たるべく輝かしい?40代に向けて修行あるのみです(^_^)>゛

    返信
  • lemoned-icecream
    2008/07/25 - 06:22 | Permalink

    BJさん
    >リーダーについては、私個人としては、組織長云々では無く
    >ビジョンの実現に向けて行動している個人だと考えています。
    確かに、ビジョンの実現に向けて行動している個人が多いほど、
    組織の推進力は大きくなると思います。
    そういう人材を発掘・育成できる組織はまさに「強い会社」
    なのでしょうね!
    また、やはり資質的にリーダーに向く人と向かない人がいると思うので、
    発掘・育成と同様に採用段階でも力を入れることも大事だと感じます。
    BJさんもやはり、リーダーを目指していらっしゃるんですね!
    本書以外にもリーダーに関する良書があれば、是非知りたいです。
    ちなみに私が今までに読んだ本で最も影響を受けたのは、
    マーカス・バッキンガムさんの著書、
    「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」
    でした。

    返信
  • BJ
    2008/07/26 - 06:22 | Permalink

    本のご紹介ありがとうございます!
    未読でした。Checkしてみたいと思います(^^)/
    私の好みだと、
    『マネジャーの仕事』ヘンリー ミンツバーグ とか
    一連のカーネギー、ドラッカー本でしょうか。
    結構古典に偏っているかもしれませんね。
    あとはリーダーとはちょっと違うかもですが、
    『思考は現実化する』とかですかね~。

    返信
  • lemoned-icecream
    2008/07/26 - 06:22 | Permalink

    BJさん
    ありがとうございます!
    ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」は読んだことがありましたが、
    それ以外は未読でした。
    チェックしてみます!

    返信
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