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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2010/09/20 – 12:34 

【もうキャッチコピーで迷わない】「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」

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「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」 (DO BOOKS)
「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」 (DO BOOKS) 井手 聡

同文館出版 2010-08-25
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ブログ記事のタイトルだったり、ダイレクトメールの件名だったり、チラシだったりと、改めて見渡してみればキャッチコピーを書く機会は実は結構あるものです。しかし、「1行で消費者の心を動かすような、効果的なキャッチコピーを作れ」と言われても、心理学のスペシャリストでもなければ、何の訓練もなしにいきなり作るのは難しいなぁと感じています。

誰でも「売れるキャッチコピー」が簡単に作れる型があればと思っていたのですが、最近読んだ井出聡氏の『「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」』がとても参考になっています。今日は本書から、私が使えそうだと感じた「売れるキャッチコピーの型」を紹介します。

1.メリットを明確に伝える

「もう、スピーチ前にアガらない」これは話し方教室のキャッチコピーです。ここで単に「話し方教室」といってもこれでは何を教えてくれるのかイマイチわからず、「コミュニケーションの勉強?」「プレゼンの練習?」と、人によって捉え方がバラバラになってしまいます。

キャッチコピーの基本は、「いったい何の役に立つのか、どんな人に適しているのか」を明確にすることです。下手にインパクトを持たせようとせず、まずは読み手に提供できる「メリット」を具体的かつ明確に伝えることが、上手なキャッチコピーへの第一歩なんですね。

2.取り組み容易性を訴求する

多くの人が「難しい」「できない」と思っていることに対し、「これなら、私でも簡単に出来そうだ」という印象を抱かせることは非常に効果的です。例えばダイエットであれば、「ガマンや努力を長時間続けなければならない」「成功したと思ってもリバウンドがある」といったネガティブな認識があるものです。

であれば、「ガマンや努力を長時間続けなくても出来る」「リバウンドの心配がない」と訴えて、こういったネガティブなイメージを払拭してあげればいいのです。例えば、「好きなものを好きなだけ食べていいから続けられる!」なら、誰でも出来そうな気がしてきませんか?「取り組み容易性」というメリットを軸に考えるだけで、キャッチコピーはかなり魅力的になります。

3.進化する前の自分を振り返る

尊敬する先輩から、「いや~、実は昔はオレも全然売れなかったんだよ」なんていわれると、当時のことや何故今は出来るようになったのか、聞きたくなりませんか?実は、「昔は、私も●●だった」という話に、人は何故か興味を引かれてしまうのです。これを活用すれば、例えば「この本を読むまでは、ほとんど自分しかアクセスしていないブログでした」とアレンジするだけで、ブログのアクセスアップに関心がある人に効果的なキャッチコピーが簡単に作れてしまいますね。

4.迫る購入時期を意識させる

購入動機や購入時期がハッキリしているものは、そこに焦点を当ててしまいましょう。「もうすぐ●●なのに、××がちょっと気になる」という型を使えば、効果的なキャッチコピーを簡単に作ることが出来ます。例えば、

「もうすぐ夏なのに、お腹のお肉が気になる・・・」
⇒「このままじゃ海に行けない!」という心理をあおる

「もうすぐサーバーの保守切れで、ソフトウェアの買いなおしが気になる・・・」
⇒リプレースの良い提案がないものか、という悩みに訴える

「もうすぐ定年なのに、趣味がないのがちょっと気になる・・・」
⇒カルチャー教室でも行こうかな?と思わせる

などなど、お客様に成り代わって、「ちょっと気になる」といい、迫り来る購入時期を意識させてあげましょう。

5.お金に換算する

法律で義務付けられている「車検」や、定期的にうけたほうが望ましい「健康診断」など、重要だけど、行かなかったからといって今すぐ困るわけではないことに対して効果的な方法があります。それは、「お金に換算する」ということ。例えば防犯危惧であれば、「ドロボーに入られて、100万円の損をしないための10万円の投資は高いでしょうか?」と訴えれば、10万円の商品も決して高くはないように見えてきます。

「予防のために健康診断を受けましょう!」というよりも、万が一病気になった場合のコストを示唆してみせたほうが、読み手は関心を持ちやすいのです。手間や工数といった「見えないコスト」に対しても、それらをお金に換算して見せることで、投資額と比較できるようにするとよいでしょう。

6.三段発技法で豪快にたたみかける

「うまい、やすい、はやい」という吉野家のキャッチコピーはとても有名ですが、「(1)消費者にとってのメリットを」、「(2)平易な言葉を韻を踏むようなリズムで」、「(3)三連発して伝える」このコピーは非常に印象に残ります。この型を使えば、「キレる、冴える、デキる」など、自分のイメージ作りに一工夫できそうですね。面白いアイデアがあれば、こっそり教えてください。

「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」 (DO BOOKS)
「売れるキャッチコピー」と「買わせるキャッチコピー」 (DO BOOKS) 井手 聡

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Posted on 2010/09/20 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル. Bookmark the permalink.
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takukawamura 河村 拓 / Taku Kawamura
1985年9月6日
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ITコンサルタント(IT部門の業務改革、人材育成など)
セミナー講師

コンサルティング実績(2013年12月時点)
・商社企業におけるIT戦略立案(2013年)
・畜産企業におけるIT人材キャリアパス/スキルマップ作成(2013年)
・IT企業における業務改革アセスメント(2013年)
 など
セミナー講師実績(2013年12月時点)
・IT部門のヒアリング力育成セミナー(コンテンツ企画、開発、実施)
・IT部門の提案スキル育成セミナー(コンテンツ企画、開発、実施)
・IT部門の新人研修(実施)
 など
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