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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2010/09/11 – 12:00 

【プレゼンはこれで決まり】スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
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時間は限られています。他人の人生を歩んで時間を無駄にしないでください。世間の常識にとらわれないでください。それは、他の人々の考えに従って生きることに等しいのですから。周りの意見に惑わされ、自分の内なる声を見失わないでください。

スタンフォード大学でのジョブズのスピーチに私は大きく勇気づけられました。ジョブズの言葉には、人を動かす魔法のような力があります。時に「現実歪曲フィールド」(=不可能なことを可能に思わせてしまう)とも言われるジョブズのプレゼン力を、身に付けてみたいと思いませんか?

今日はカーマイン・ガロの『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』から、特に私が実践したいと思ったポイントを5つ紹介します。

1.一番大事な問いに答える

自分にとってメリットのない売り込みやプレゼンをのんびり聴いてくれるほど、聴衆は暇ではありません。聞き手を話しに引き込もうと思ったら、まずは一番大事な問いに答える必要があります。つまり、「なぜ気にかける必要があるのか」です。

聞き手は常に「なぜ気にかける必要があるのか」を自問しながら聞いているので、聞き手を儲けさせる製品なら儲けさせる製品だと、作業を楽にする製品なら楽にする製品だと、なるべく早い段階から繰り返し、明確に伝えることが重要です。営業でも、「新製品が出来たので」とか、「セミナーを開催するので」といったこちら側の理由で中身を延々と語られては、聞き手は苦痛に感じますね。まずはその内容が相手にとって気にかける必要があるものだということを、はっきりと理解してもらわなければならないのです。

2.救世主的な目的意識を持つ

ジョブズのプレゼンはいつだって躍動的で、情熱的です。「宇宙に衝撃を与えよう」という有名なセリフがありますが、ジョブズは常に世界を変えようというビジョンに突き動かされており、それが聞き手にも伝道するのです。人を動かすのは感情であり、その感情を納得させるためにロジックが働くとはよく言われます。

製品を買ってもらう、セミナーに来てもらうなど、聞き手に行動を起こしてもらおうと思ったならば、ロジックだけではなく感情にも訴えなければなりません。そのためには、「この製品で世の中をよりよくしたい!」「暮らしを改善したい!」といった情熱を傾けられる目的を持つことです。

3.ツイッターのようなヘッドラインを作る

会社、製品、サービスなどを1文で表すヘッドラインを用意することも、プレゼンでは重要です。「アップルが電話を再発明する」、「iPod。1000曲をポケットに。」等など、ジョブズも記憶に粘りつくヘッドラインをいくつも生み出してきました。簡潔かつ具体的に聞き手のメリットを示すことが出来れば、関心をひきつけることが出来ます。ここでも重要なのは、あくまで聞き手を出発点に考えることですね。

4.シンプルでわかりやすい言葉を使う

かっこつけて業界の特殊用語や専門用語を連発すると、それが理解の妨げとなり、途端に聞き手は興味を失います。どんな内容も、相手に理解されない言葉を使っていたのでは意味がありません。ジョブズは日本人が聴いていても理解できる程、簡単な言葉でプレゼンします。「iPodは5容量がギガバイトもあります」では単なる情報ですが、「iPodなら1000曲がポケットに入ってしまいます」といわれれば聞き手にもイメージが沸いてきます。

5.「うっそー!」な瞬間を演出する

言ったことややったことは忘れられてしまいますが、ビックリしたことや驚いたことは記憶に粘ります。ジョブズがジーンズのポケットからiPodを取り出した場面や、封筒からMacBookAirを取り出した場面などは衝撃的でした。印象的なプレゼンをするには、こういう驚きの演出も必要なんですね。

ジョブズのスピーチはネット上でたくさん見られるので、興味があれば是非。

参考1:http://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg
参考2:http://www.youtube.com/watch?v=7GRv-kv5XEg&feature=related

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Posted on 2010/09/11 by 河村 拓. This entry was posted in スティーブ・ジョブズ, ビジネススキル. Bookmark the permalink.
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2 Comments

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