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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2012/03/27 – 18:23 

キラリと光る、独創的なアイデアが欲しい時の27のテクニック

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営業として顧客の問題解決に携わっていると、ときに一つのアイデアが大きく状況を変えることがあります。「あのアイデアのおかげで、他者を一歩リードすることが出来た!」ということもあれば、「決定打にかけて、価格競争になってしまった。もっと良いアイデアがあれば…」ということもあります。

問題解決にあたっては、いかに優れた解決策を生み出せるかも大きなポイントです。そこで今日は、『イノベーションの達人』を参考に、「独創的なアイデアが欲しい時の27のテクニック」をご紹介します。

キラリと光る、独創的なアイデアが欲しい時の27のテクニック

1.初心に帰る
広範な教養や、現場での豊富な経験は一旦脇において、先入観にとらわれないようにする。真に開かれた心で物事を観察してみよう。

2.直観に耳を傾ける
左脳の分析的な技能だけでは、優れたアイデアは生まれない。人間の行動を、判断せずに、観察してみよう。そして、感情移入しよう。それらを元に仮説を組み立てる時は、自分の直観に従う勇気を持とう。

3.ヴュジャデの感覚を持つ
前に見たことが何度もあるものを、いま初めて見ているかのように見てみよう。そうすれば、ずっと前からあったのに見過ごされてきたものを「見る」ことができる。普通の人はすぐに見るのを辞めてしまうから、重要なものを見過ごしてしまう。

4.フィールドワークを行う
広範なフィールドワークを行おう。このプロセスは、探究心のある科学者がとるプロセスとよく似ている。人間の行動をその人の実際の生活環境において観察することで、現在の顧客や潜在的な顧客が特定の製品やサービスとどうかかわっているかを追跡しよう。

5.ビデオ撮影する
小売店にカメラを設置して、人々の行動を記録してみよう。もしくは、どこかのロビーや工場、あなたのオフィスでもいい。あなたの顧客やあなたの事業がどのように推移しているかをより深く観察するためだ。次のアイデアを探すときは、市場からフォーカス・グループを抽出する代わりに、実際の顧客にレンズの焦点を合わせてみよう。

6.顧客に質問するのを辞める
顧客に何をつくるべきかを聞くのは辞めよう。顧客は現在各社が提供している品物と現在の自分のニーズをくらべることには長けているが、あなたが世界最初のサービスを計画するに当たって助言するのは得意ではない。新しいビジネスモデルのヒントをくれることはないだろう。

7.顧客と一日を過ごしてみる
顧客に質問するのは辞めて、彼らと一日を過ごしてみよう。より優れた新しいものをつくりたいと思うなら、人が格闘し苦労しているところを見るべきだ。人々の思いがけない行動や奇妙な癖に、新しい機会を開く強力な手がかりが隠されている。

8.若者から始める
明日の市場の主流を見たいなら、今の若者たちを見てみよう。新しい製品やサービスが大好きだったり大嫌いだったり、自分なりの意見や偏見を持っていてその気持を堂々と表明する人であれば、なお良い。彼らに新しいものをどんどん試し、検分してもらおう。

9.プロトタイプをつくる
アイデアを具体化するために、スケッチを描いたり、発泡パネルをダクトテープでつぎはぎしたりして、新しいサービスのコンセプトに性格と形状を与えよう。あのiPodも、プロトタイプを何個もつくることによってアイデアを洗練させていったのだ。

10.失敗を水に流す
早く成功したければ、何度も失敗する必要がある。急造のプロトタイプをいくつもつくるためには、小さな失敗をたくさんおかすことになる。失敗に何度も打ちのめされ、失敗への恐怖が植えつけられてしまうと、実権はほぼ不可能だ。失敗を水に流せる風土をつくろう。

11.プロトタイプを量産する
プロトタイプは多ければ多いほど良い。選択肢が多ければ多いほど、有望なアイデアの長所と短所について率直で有意義な議論ができるからだ。そのためにも、プロトタイプづくりの基準は下げる必要がある。迅速に、安上がりにつくろう。

12.他家受粉する
他家受粉には魔法のような力がある。特に関連もなさそうな複数のアイデアやコンセプトを並列させることによって、新たに優れたものを生み出すことがある。ある分野の優れたソリューションが、別の分野で置き換えられないか、考えてみよう。

13.発表会をする
毎週月曜日の朝に皆で集まって、斬新な意見や新しいテクノロジーについて情報を交換しよう。発表会は掘り出し市のようなものだ。かならずしも会社が現在取り組んでいるプロジェクトと関係があるとは限らないが、偶然の発見や驚きの結果が新しいアイデアの種になることもある。

14.議論が巻き起こる空間をつくる
同じような考え方をする人々を一つのフロアや建物にまとめるより、複数の分野を受け持つプロジェクトやグループが交われるようにしよう。偶然やその場の状況に応じて、異なる分野の人がいつでも会議ができるように空間をたっぷり残しておこう。

15.T型の人間になる
異なる分野のアイデアを組み合わせられる人には、T型の人間が多い。T型の人間とは、多くの分野に幅広い知識を持ちながら、同時に深く精通した専門分野も一つ持っている人のことだ。外の世界から大胆なアイデアを持ち込んで、組織に衝撃を与えよう。

16.官僚主義に対抗する
イノベーションの神話の一つに、革新的な会社はつねに新しいアイデアに寛容で、変わったアイデアやプロジェクトを追求する自由を個人に与えている、というものがある。しかし、現実は異なる。しばしば個人が頑張って組織内の障害を乗り越えなければ、アイデアは育たない。

17.現状維持の専門家に縛られない
「物知り」の人に否定されたときも、希望を失わずにいよう。彼ら専門家は多くの場合、従来の常識を守る立場にある。過去に何がうまくいったかを非常に良く知っている反面、彼らは新しいアイデアや新しい手法を前にすると、古臭く見えることがある。

18.ハードル選手になる
ハードル選手は少し頑固に見えることもある。ハードル選手は専門家の意見を尊重するが、自分の考えや自分のキャリア、自分の人生に関しては他者に最終的な判断を下させようとしない。場合によっては専門家の意見を無視したとき、目の前の壁に扉があったことに気がつくこともあるのだ。

19.コラボレーターになる
コラボレーターは多様な人々の集団に活気をもたらす。多くの人をまとめて目的を遂行させる。さまざまな分野の手法を積極的に取り入れ、その意欲と能力によって組織内の壁を軽々と飛び越えながら、メンバーの力を引き出す。

20.非フォーカス・グループを使う
開発している製品やサービスに異様に熱中している人々を集めよう。彼らは革新的なデザインのテーマやコンセプトに関するひらめきを与えてくれる。どんなものが人を心から興奮させ、かりたてるかを表情や身振りで具体的に示してくれる。

21.反対者を味方にする
共同作業をするときは、つねに反対者とぶつかると思って間違いない。忍耐強くあろう。あなたの努力が真剣な批判者にぶつかったときは、その人が味方になったらどれほどの戦力になりうるかを想像してみよう。相手の心配や不満に耳をかたむけることがその第一歩だ。

22.ブレイン・ストーミングする
なぜブレイン・ストーミングなのかと言えば、雰囲気を盛り上げるのに役立ち、しかも楽しいからだ。そして、早く人びとの士気を高めて結果を出す方法でもある。誰でも参加できるように垣根は低くして、すぐ取り掛かれる問題から始めてみよう。

23.名前をつける
チームやプロジェクトや提案された新製品に動きやカラフルな名前をつけると、ある種の勢いが出やすい。チームの全員に理解しやすい象徴性をもたらすような、名前をつけてみよう。そしていい名前がつけられたら、独自のチームTシャツを作ってみよう。

24.昼寝をする
朝こそはエネルギーと創造性がピークに達している時間である。そこで、昼間に適度な仮眠をとってみてはどうだろう?そうすれば一日に二度朝が到来することになり、二度ピークに達することができるのではないだろうか?

25.優秀な経験デザイナーを加える
優秀な経験デザイナーは、製品、サービス、デジタル・インタラクション、空間、イベントなどを通じて、あなたの組織との素敵な出会いを演出するための舞台を用意してくれる。彼らがつくる経験は、価格が唯一の比較基準である商品世界ではなく、感覚に働ける世界を生み出す。

26.改善のツボをおさえる
経験デザイナーはエネルギーの投入どころを知っている。製品やサービスのすべてを改善しようとすると、誰にも変えない金メッキの売り物か、絶賛してくれる顧客がほとんどいないピンぼけした売り物が出来上がる。だから、まずは顧客にとって本当に重要なものが何かを考えてみよう。

27.オフィス空間を刺激的にする
クリエイティブなオフィスは巧みに設計された芝居の舞台や映画セットのようなもので、それが作品全体の出来を支える。自分の作業空間を、楽しくて温かみがあって刺激的なものにしてみよう。いったい誰が退屈で冴えない、エネルギーや情熱に欠けた空間でイノベーションを起こしたいだろうか?

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Posted on 2012/03/27 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル and tagged アイデア, イノベーション. Bookmark the permalink.
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takukawamura 河村 拓 / Taku Kawamura
1985年9月6日
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ITコンサルタント(IT部門の業務改革、人材育成など)
セミナー講師

コンサルティング実績(2013年12月時点)
・商社企業におけるIT戦略立案(2013年)
・畜産企業におけるIT人材キャリアパス/スキルマップ作成(2013年)
・IT企業における業務改革アセスメント(2013年)
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