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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2011/12/25 – 23:00 

提案力に効くパワポネタ

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写真-2.jpg

営業の本質は、お客様の問題を解決することだと私は考えていますが、そのためには「提案力」が欠かせません。この「提案力」の強化のために私が日頃よく行っているのが、パワーポイントでのスライド作成です。ヒアリングした内容をロジカルにまとめ、問題についてお客様とさらに深彫りする時・・・提案内容について、お客様に分かりやすく説明し、納得していただきたい時・・・

提案活動の様々な場面でパワポは力を発揮しますが、効果的なスライドの作り方をきちんと学んだことのある人は、実はあまりいないのではないでしょうか?私も我流で作ってきましたが、『パワポで極めるフレームワーク』を読んで、やはりプロの方法論を学ぶことは大切だと改めて感じました。

1.不可欠なのは「メッセージ」と「データ」

本書では、プロのコンサルタントのスライド作成のルールがいくつか紹介されています。そのなかでも、スライドに「メッセージ」と「データ」の2つの要素を入れることは、鉄則であると書かれています。

「メッセージ」とは、そのスライドで伝えたいことそのもので、そのスライドの結論にあたります。それに対して「データ」とは、メッセージを裏付けるグラフや分析といったもののことです。メッセージのないスライドは何が言いたいのか分かりませんし、メッセージを裏付ける根拠がなければ、読み手は納得してくれません。私はこれまで「データ」を入れることを意識してこなかったので、今後はさらに納得感のある提案ができるよう、取り入れたいと思いました。

また、データを入れる際には「出所」も明示したほうがいいそうです。きちんとした統計データであることが示せれば、信頼性を増すことが出来ます。私は日経コンピュータを定期購読しているので、めぼしいデータはPDFにして保管してみようと思います。

2.伝えたいポイントを強調する

スライド作成は、ワンスライド・ワンメッセージが基本です。より明確にメッセージを伝えるため、グラフの中でも伝えたいポイントを強調することが有効です。例えば棒グラフであれば、強調したい棒グラフの色を濃い色にし、それ以外のものを薄い色にする。折れ線グラフであれば、強調したい棒グラフのみ色を変え、太くする。これだけで、どこに注目して見て欲しいのかが開いてに明確に伝わります。

【ビフォー】
スライド2.jpg

【アフター】
スライド1.jpg

3.使えるフレームワーク集

最後に、実際に使ってみたいとおもったフレームワークをいくつか紹介します。

【イシューツリー】
2.jpg

問題解決のときに使われる論点整理の方法。解決したい問題(イシュー)を、複数の小さな論点(サブイシュー)に分解していく。問題解決の論点を明確にするとともに、どのような論理で問題をとらえているかということを1枚で示すことができる。

【ピラミッドストラクチャー】
1.jpg

主張とその根拠を階層構造にして伝える方法。主張を論理的に階層にして伝えるので、ピラミッド状に話が構成される。簡潔に結論から伝えることができるため、冒頭のエグゼクティブサマリーとして最適。

【業務フロー図】
スライド1.jpg

仕事上の業務手順(人の作業やシステムの処理等)を流れにそって書き起こした図。全体の業務手順が明確に定義され、各担当が何をいつどうするのかがわかる。作業の洗い出しを通して無駄の発見、効率的な手順の考察に使う。

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Posted on 2011/12/25 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル and tagged パワーポイント, 提案. Bookmark the permalink.
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takukawamura 河村 拓 / Taku Kawamura
1985年9月6日
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ITコンサルタント(IT部門の業務改革、人材育成など)
セミナー講師

コンサルティング実績(2013年12月時点)
・商社企業におけるIT戦略立案(2013年)
・畜産企業におけるIT人材キャリアパス/スキルマップ作成(2013年)
・IT企業における業務改革アセスメント(2013年)
 など
セミナー講師実績(2013年12月時点)
・IT部門のヒアリング力育成セミナー(コンテンツ企画、開発、実施)
・IT部門の提案スキル育成セミナー(コンテンツ企画、開発、実施)
・IT部門の新人研修(実施)
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