笹原清明さんの著書、「図解本小が大に勝つための会計学」を読んだ。
「小が大に勝つ!」というと会計学の知識で中小企業が大企業を倒してしまうようなイメージを持つ。
が、本書はそうではなく、中小企業の社長たちが持つ「商売の知恵」を題材に、基本的な会計知識を抑えることを目的にした一冊だ。
本書は高等な会計学を扱っているわけではないので、これを読んだからといって中小企業が大企業に勝つことはまずないと思う。
しかし、黒字倒産と聞いて「何で黒字なのに倒産するんだ?」と不思議に思ったり、「同じ決算書でも損益計算書とキャッシュフロー計算書では出てくる金額が違う」と聞いて「え?」と思ってしまうような人には、お勧めだ。
会計がちんぷんかんぷんと言う人も、本書では基本的なことだけを簡単にまとめているので、本書を読めば会社がどのように資金を動かしているのかがイメージできるようになると思う。
会計学の基本を抑えたいという人に、お勧めです。
以下、私用メモ
損益計算書とキャッシュフロー計算書を両方見てはじめて舵取りが出来る
会計学では在庫を経費に含めない→売れ残ったのに税金が増える
| 図解本 小が大に勝つための会計学 (中公新書ラクレ) | |
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笠原 清明
中央公論新社 2008-06 おすすめ平均 |
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小が大に勝つため?
会計のイロハ本
小さな会社でもやっていけるという勇気を貰いました







2 Comments
最近のブームはファイナンスですか?
http://detail.booklog.jp/asin/4478470596/asid=bjkokkar-22
この本はなかなかわかりやすくてお勧めですよ!
興味があったら読んでみてくださいね(^_-)
BJさん
ほぉー!これはよさそうですね!
読んでみます、ありがとうございます!!