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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2008/12/01 – 15:18 

『心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵』

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心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付)
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野口嘉則さんの「心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵」を読みました。
本書で言う心眼力とは、肉眼に映る物事に振り回されずに、より重要な物事の本質にフォーカスする力のことです。
私たちは自らの意識をどこにフォーカスするのかを選択でき、それが私たちの人生を大きく左右することになります。
この心の目をどこにフォーカスすればいいのか、という問に対する自分なりの答えを著者である野口さん、そして自分自身との対話の中から見出すのが本書の目的です。
私の場合、一読しただけでは答えが出なかった問いのほうが多かったです。
答えを見出すというよりも、すぐには答えの出ない問いに向き合う時間でした。
なので今日は、自分の中でわりとすっきりした部分だけ書いてみようと思います。
● 人間力を磨く

願望を実現するうえで最も根本的で大切なことは、「ふさわしい自分になること」です。

これをおろそかにして、願望実現のためのノウハウやテクニックばかりを実践しても、一時的には結果が出ることもありますが、長い目で見れば空回りすることになってしまいます(あなたの人間的な成長をともなってこそ、ノウハウやテクニックも生きてくるということです)。

これは非常に大事だと思います。
例えば「人に好かれたい」という願望を持っていたとします。
「人の話を聞く」「笑顔で挨拶する」「相手を褒める」という具合に、本を読めばいくらでも人に好かれるためのノウハウやテクニックは載っています。
しかし、結局そのノウハウやテクニックを実践する本人がそもそも「人に好かれるような魅力的な人物」でなければ、いくらノウハウやテクニックを用いてもすぐに成果は頭打ちになってしまうのではないでしょうか。
私にも願望はいろいろとありますし、本も毎日読むようにしていますが、「中身のないところにノウハウやテクニックで外堀だけを一生懸命埋めた人間」にはならぬよう気をつけています。
大事なのは、ノウハウやテクニックを支える土台となる人間的な成長、つまり人間力を高めることをおろそかにしないことだと思います。
「年収」や「地位」といった目に見える部分にばかりフォーカスしていると、同じようにそこに至るノウハウやテクニックといった目に見える部分にばかりフォーカスしてしまいます。
そうではなく、そもそもその「年収」や「地位」を支える土台となるのはどんな人間力なのかという目に見えない部分にきちんとフォーカスして、それにふさわしい人間力を養うことをまずは心がける必要があるのだと思います。
本書では人間性を高めるための手段として「読書」が挙げられているのですが、読書にも人間性を高める読書と、ノウハウやテクニックを身につける読書があると思います。
いわゆる速読というのは、ノウハウやテクニックを身につけるための手段だと私は思います。
知識を得るのが目的である場合、速読はかなり有効な手段だと思うのですが、前述したように知識を蓄えることばかりにフォーカスして人間力を養うことをおろそかにしてしまい、「一冊○分で読む」「年間何百冊読む」といった目に見える数字にばかりとらわれてしまうと、非常に危険だと思います。
まさに中身のないところに知識を塗り固めただけになってしまい、当然成果にはつながらないと思うのです。
知識やノウハウ・テクニックも重要ですが、
●人間性を高めるとはどういうことかを考えながら読む
●著者と対話するという意識で読む
●自分と対話する時間と考えながら読む

ということとのバランスをしっかり考えることが、遠回りのようで実は願望を実現する一番の近道なのだと私は思います。
● 志を持つ

志をもって生きることで、私たちの心の中に使命感が目覚め、それが大いなる生きがいとなります。また、志をもつことで、大きなことを成し遂げる能力が引き出され、私たちは大きな人間に成長します。

野心とは、己一代で何かを成し遂げようとする願望
志とは、己一代では成し遂げ得ぬほどの素晴らしき何かを次の世代に託す祈り

現代社会は非常に豊かですが、それでも世の中を見渡すと、これはおかしいのではないか、これは間違っているのではないか、本来こうあるべきではないのか、と感じる部分は多々あると思います。
でも、もっと大きな問題は、そうした出来事に取り組む気概や意欲を失い、「ただ生きるために生きる」という人が非常に多いことだと思います。
世の中の問題の全てを私一人の力で、一代でなんとかできるのかと言われれば、それは不可能かも知れません。
しかし、もし私が生きる間に世の多くの人たちに志を持つ勇気と気概と自信を伝えることが出来たならば、それは次の世代に「素晴らしき何か」を託すことになるのではないかと思っています。
仕事を志事に出来るよう、これからも勉強し、成長し続けたいものです。
以下、私用メモ
どうしてもゆるせないときは、決して自分を責めず、ゆるせない自分をゆるす

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Posted on 2008/12/01 by 河村 拓. This entry was posted in ビジネススキル. Bookmark the permalink.
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2 Comments

  • マック
    2008/12/01 - 18:24 | Permalink

    >「中身のないところにノウハウやテクニックで外堀だけを一生懸命埋めた人間」にはならぬよう気をつけています。
    僕もまさにここに気をつけて読書するようにしています。
    以前は面白くてついつい仕事術とか時間術の本を読み漁りましたが、
    ある程度読むと自分なりのスタイルができてきて投資に費やす時間ができるようになりました。
    最近は物事の本質を書いた(?)本の割合が増えてきています。
    ぶれない軸を持ちたいなぁと心がけているんですが、なかなかゴールが見えないですね。
    だからこそ面白いんでしょうが…

    返信
  • lemoned-icecream
    2008/12/02 - 18:24 | Permalink

    マックさん
    ノウハウやテクニックのような答えのあるものだけでなく、
    時には答えがすぐには出てこないような本を読んで、
    じっくり悩んで考える、ということも必要ですよね。
    すぐに答えが出ないということは、そこに腑に落ちていない部分があるわけで、
    そこを乗り越えたときの深い洞察は格別の味だと思います。
    軸がぶれないように、深いところに根をはれるようにしたいですね!

    返信
  • lemoned-icecream にコメントする コメントをキャンセル

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