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問題解決ノート

問題解決のためのアイデアノート。IT、コンサル、仕事効率化など。
2009/02/11 – 20:33 

『続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』

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続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。
続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。 戸田 智弘

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ぼってぃーさんの「ひとり『ディスカヴァーさんありがとうキャンペーン』」に便乗して、今日は戸田智弘さんの『続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』を読みました。
99の至言と聞いて、もう少し軽い内容なのかと思っていたのですが、とんでもありませんでした。
「働く」ということに対しての本質的な問いかけがおよそ220ページにわたって展開されている本書は、「生きるために働く」「飯のために働く」と消極的になりがちな若い世代の方や、働き続けるうちに仕事に対する本質的な意味を忘れてしまっているビジネスパーソンの心を、大きく揺さぶるのではないでしょうか。
以下、印象に残ったものを紹介していきます。


――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 若いうちは自分の可能性を狭めないこと
――――――――――――――――――――――――――――――――――

「興味がない!」という言葉を軽々しく使ってはいけない。それは、単に「知らないから興味がない」だけのことのほうが多いからだ。また、「知っていて興味がない」と言う人であっても、それは知り方が十分でないから興味がもてないだけかもしれない。
(中略)
若いうちは特に、自分の枠を狭めないこと、自分の可能性を狭めないこと。自分の枠や自分の可能性を広げていくようにするべきだ。

「ビジョンを持とう」というと、今後のプランをすべて絞り込まなくてはいけないのかと言う誤解を与えるのかもしれませんが、決してそうではないと言うことですよね。
大事なのは目的に立脚した方向性を持つことで、そこにいたる手段は多ければ多いほどいいと思います。
なので若いうちは枠や可能性を狭めず、広げていけるようにいろいろなことに挑戦してみるというのには大いに納得しました。
失敗を恐れず、トライし続けようと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 映画監督になりたいという人がいるが、その考えは間違っている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

何かになりたいというのは、有名になりたい、人から認められたいという気持ちの表れにすぎない。
大事なのは、映画をつくりたいと心から思うことだ。

これはとても大切なことですよね。
映画監督に限らず、どんな職業にしても、それは目的ではなく、あくまでその先にある目的を実現するための手段だと捉えなおさなければなりません。
なぜなら、映画監督になることが目的の人は、映画監督になった時点で歩みが止まってしまうからです。
その先何をやればいいのか、わからなくなってしまうのです。
「この職にあこがれている」「大企業にあこがれている」という動機で就職した人が次第に仕事に対する意義や目的を見失うのは、当然だと思いますよ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 天才?そんなものはない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

天才?そんなものはない
ただ勉強と方法、そして不断に計画することだ。

才能の大部分は、情熱を失わずに努力を続けられる能力である。

私も同じように考えているのですが、この定義に従うならば、私たちのやるべきことは、
●自分が情熱を持ち続けられる対象は何か
●自分が情熱を持ち続けるにはどのような環境が必要なのか
●自分が執念を持ち続けるには何が必要なのか
と言うことを考え続けることではないでしょうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ほかにも、

われわれは、どちらかといえば、
幸福になるためよりも幸福だと人に思わせるために、
四苦八苦しているのである。

希望にみちて旅行することが
目的地に到着することより、よいことである。

などなど、私たちの人生観、仕事観に直接問いかけてくるものが非常に多かったです。
まさに自分と対話しながら、読んでもらいたい一冊です。
特に若い世代の方にオススメなので、是非読んでみてください。

続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。
続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。 戸田 智弘

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日頃仲良くしていただいているhiroさんが『28歳までに他社からスカウトされる人脈術』の坂田さんの記事に対して書かれたこの記事、とても面白いです。
「書評家とか読書家とか、そういうフレームはそもそもいるのか?」
私は今までにも何度か自分が書評を書いているつもりはないこと、自分は書評家ではないと考えていることを、ブログで公言しています。
どちらかといえば読書感想文ではないかということも言ってきました。
しかし、書評家か読書家かなんて、私にははっきりいってどうでもいいんです。
では何故わざわざ自分が書評家であることを否定しているかというと、
「書評ブロガーを名乗っている○○は書評家ではなく、ただの読書家ではないか!?」
という論争に巻き込まれるのがめんどくさいのです。
これからますます「書評ブロガー」を名乗る人たちは増えていくと思いますが、そのたびにこういう議論がでてくるのでしょうね。
でも、ある人が書評家なのか読書家なのかということに、それほど意味があるのでしょうか。
例えば私はhiroさんのブログは毎日読ませていただいていますし、影響されて読んだ本もかなりあります。
しかしそれはhiroさんがある一冊の本について
●その本の価値が高い理由、その根拠を言えている
●価値が低いなら、価値を下げている要素、上げるための要素、理由、根拠を言えている
からなどではなく、ブログから伝わってくるhiroさんの価値観や思想に私自身が共感するものがあり、hiroさんが読んでよかったとおっしゃっている本ならば私にとってもいい本である可能性が高いと考えているからです。
もっと言えば、私はhiroさんの本を評す技量ではなく、hiroさんそのものに信頼を寄せているのです。
マックさんやぼってぃーさん、kazさん、ビジネス太郎さんをはじめとした、いつもお世話になっている方も同様です。
実際に、影響されて読んだ本はほとんどが、読んでよかったと思えるものでした。
また、本を評す技量という意味ではよく参考にさせていただいているブログに鹿田尚樹さんの「読むが価値」があるのですが、鹿田さんは純粋に書評家としてのスキルが抜群に高いですよね。
良い本は良い、悪い本は悪いときちんと教えてくれますし、その根拠も的確なので、とても助かっています。
読ませていただいている側としては、書評家か読書家かということに関係なく、どのブログもとても参考になっています。
まあそれ以前に、上記の方々は読書とブログをきちんと自身の成長に反映させていらっしゃいますよね。
ブログを書いている人や書評ブロガーと名乗っている人の中にはいろいろな人がいます。
目的も違えば、考えているレベルも様々です。
人によっては、中には突っ込みたくなる人もいるかもしれませんが、別にいいじゃないですか。
どのように自分を名乗ろうが、その人の勝手です。
それを上から目線で「お前は書評家じゃない!」と取り締まりたがる人は、いったい何が目的なのか私には疑問です。
「書評家気取りで本を評す暇があるならば、もっと自分の身になることをしたほうがいい」という意見ならばわかりますけどね。

その絶対的な違いを本物の書評家は冷静な眼差しで見ている。

結構じゃないですか。
ご自由にどうぞ。

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Posted on 2009/02/11 by 河村 拓. This entry was posted in ワークスタイル. Bookmark the permalink.
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9 Comments

  • ビジネス太郎
    2009/02/11 - 20:15 | Permalink

    TAKUさんのおっしゃる通りですね!ちなみに私のブログは、100%、書を評しておりませんので・・。。それぞれの人が、それぞれ自分の哲学に従って、書きたいように書く。・・私は、これでいいと思っています。
    書評だろうが、書感だろうが、読書感想文だろうが、自分の好きにやればいい。その人がその人なりにハッピーに楽しんで書いているんだから、他人がそのことに対して批判したり、攻撃すること自体、「・・え?どうでもいいじゃん。何興奮してるんだろう?」って思います。(笑)
    いろんな人の、いろんな個性のブログを、こういう考え方もあるんだな~って、楽しんで読めばいいんじゃないかな。

    返信
  • ぼってぃー
    2009/02/11 - 20:15 | Permalink

    こんな論争?があるんですか…。
    僕はブログを書き始めて日が浅いですが、僕のブログが書評か読書感想文かなんて考えたことがなかったですね。
    TAKUさんのおっしゃるとおり、どうでもいいです。
    真摯な批判はしっかりと受け止めるべきですが、これはどうなんでしょうね…。
    「書評家ではない」と批判する人は、あるべき書評の姿に到達していないブログが「書評」と書くのが許せないのでしょうか。
    もしそうなら、自らあるべき姿を追い求めればいいのに…、と思いました。
    僕はTAKUさん、ビジネス太郎さんの意見にすごく共感しました。

    返信
  • taku_kawamura
    2009/02/11 - 20:16 | Permalink

    >ビジネス太郎さん
    それぞれの人が、それぞれ自分の哲学に従って、書きたいように書けばいい、私も全くその通りだと思います。
    それを外野が本質的でないところでああだこうだいう必要はありませんよね。
    >ぼってぃーさん
    そうなんですよね、真摯な批判は受け止める必要がありますが、本質的でないところで理屈を並べ立てるのはただの批評だと思います。
    私たちは”Mind our own business”でいきましょう。

    返信
  • ぼってぃー
    2009/02/11 - 20:16 | Permalink

    『続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』についてのコメントです。
    わあああああ!?
    ひとり『ディスカヴァーさんありがとうキャンペーン』に便乗していただき、
    ありがとうございます!!
    これからは”ひとり”ではなく”ふたり”にしますね!
    いままで”ひとり”と書いていたのが寂しかったのでうれしいです!
    もしTAKUさんがよろしければ、「第八弾!」ということでブログで紹介したいのですが、よろしいでしょうか?

    返信
  • taku_kawamura
    2009/02/11 - 20:16 | Permalink

    ぼってぃーさん
    もちろんです(笑)
    ふたり『ディスカヴァーさんありがとうキャンペーン』第8弾
    でご紹介、よろしくお願いします!

    返信
  • へんちゃん
    2009/02/11 - 20:16 | Permalink

    はじめまして。しばらく前から読ませていただいています。
    お若いのに、向上心にあふれ、ビジネス書から学ぼうという
    姿勢がブログから感じられ、すごいなあと感心しています。
    就職前の自分は、ここまで的確に物事を要約したり、
    「気づき」を得たりすることができないでいたので、やはり
    すごい人は違うなぁ。素直に尊敬してしまいます。
    遅ればせながら、こちらで取り上げられた本を
    少しずつ読み始めているところです。
    また、時々コメントさせていただきますね。

    返信
  • taku_kawamura
    2009/02/12 - 20:17 | Permalink

    へんちゃんさん
    こちらこそはじめまして!
    読んでいただき、ありがとうございます。
    そのようにおっしゃっていただけると、素直に嬉しいです。
    自分の成長のためにと続けているブログですが、
    ここが読者の方たちとともに成長していける場になれば素晴らしいな、
    とも考えています。
    是非またいらしてください。
    これからよろしくお願いしますね!

    返信
  • ディスカヴァー谷口
    2009/02/12 - 20:17 | Permalink

    はじめまして。ディスカヴァーの谷口と申します。
    『続・働く理由』ご紹介くださいまして、本当にありがとうございます!!!感激です!!
    TAKUさんのポイントを押さえた分かり易く、かつ熱い文章、とても好きです。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    返信
  • taku_kawamura
    2009/02/13 - 20:17 | Permalink

    谷口さん
    こちらこそはじめまして!
    『続・働く理由』、大変面白かったです。
    お世辞抜きに、本書は是非これから就職する学生に読んでもらいたい一冊だと思います。
    後輩にも進めさせていただきますね!
    よければ是非またいらしてください!
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

    返信
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